ハンドルをまっすぐにしても車体はまっすぐにならない |
障害物を回避する際には、
その障害物と並んだ時に車体を車線と平行になるように向ける
のが基本です。
教習では、このことを、
「車線をはみ出したら車体をまっすぐに」と説明することがあります。
そう聞くと、
障害物をよけようと進路を右に向けたところで、
まだ車体が斜め右を向いているうちに
ハンドルをまっすぐに直してしまう人がいますね。
でも、それでは、車は斜め右に向かってしまいますよ。
はみ出し始めた車を車線と平行に向けるには
(理屈の上では)ハンドルを左に傾けなければなりません。
そして、車体がまっすぐに(車線と平行に)向いたら、
その時こそ、ハンドルをまっすぐにしてください。
整理しますと、
1.障害物をよけるためにハンドルを右に傾け進路変更、
2.車体をまっすぐにするためハンドルを左に傾ける、
3.車体がまっすぐになったらハンドルをまっすぐに戻す、
という手順になります。
もっとも、ハンドルをこんなふうに意識しなくても、
自分が進みたい方向(上記2の場面ではセンターラインのずっと先)を
ドライバーが見ていくようにすれば、
車体は自然にそちらへ向いてくれるはずですよ。
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