転んだ子どもを抱き起こさない |
わが子が転んだときに抱き起こす親について、
その是非が議論されたことがありました。
すなわち、「すぐに抱き起こすべき」という主張と、
「自分で立ち上がるのを見ているべき」という主張でした。
子育ての話は、小生はよく分かりませんが、
車の運転技能に関しては、後者に近い意見を持っています。
例えば、クランクや方向変換でうまく曲がれなかった場合、
余程の事(後ろの車をかなり待たしてしまう等)が無ければ、
すぐに「じゃあ、ハンドルをこう回して…」とは教えません。
教習生本人がハンドルを回したりバックしたりして、
ご自分で窮地を脱するのを見ていることが、少なくとも小生は多いです。
中には、どうしたら良いのか分からずに苦労される教習生もいらっしゃいますが、
そうやって車を動かしてみることで、車の挙動が体感できるはずです。
その方が、その場ですぐに指導員が解決方法を教えてしまうよりも、
本人の実になると信じています。
そういうわけで、
安易に対処方法を教えないのは、決して“意地悪”ではありませんので、
その点、特に当ブログをお読みの教習生の方には
理解していただきたいと思います。
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