平成の三四郎は下駄も車も直せない |
富田常雄の『姿三四郎』で、主人公・三四郎は、
足駄の鼻緒を直してあげることがきっかけで乙美と出会いました。
なかなか粋な話ですな。
時代は、明治の中期ごろ。
さて、時代が昭和に下ると、
当時の粋な男は、下駄ではなくて車の故障を直すものとされていたようです。(ホントか?)
ウルトラセブン第4話『マックス号応答せよ』で、
ゴドラ星人が化けた美女(「美女」って表現が実に昭和的)が
スポーツカー(これまた昭和的な表現)のボンネットを開けて停まっていたところ、
主人公・モロボシダンが「故障ですか。見てあげましょう。」と声を掛けるシーンが印象的です。
ちなみに、粋なマネをしたつもりのダンは、
エンジンルームを覗きこんだ隙に、その美女にでっかいスパナで殴られて気絶し、
大事なウルトラアイ(ウルトラセブンに変身するために使う小道具)を盗まれる、
というマヌケなザマを演じてしまうのですが。
さてさて、さらに時代が下って平成の三四郎はというと、
下駄はもとより、おそらく車の故障も直せないでしょうね。
昔(それこそ昭和のころ)の学科教習には、
「法令」と並んで「構造」という大単元があって、
エンジンや駆動系の仕組みなどについて勉強したものでした。
が、今は、第2段階の学科で「自動車の保守管理」という1項目があるだけです。
しかも、その内容は「点検せよ」というばかりで、
不具合を見つけたときにどう対処したら良いかについては触れられていません。
ランプ切れやフューズ切れぐらい自分で直せるようにしておいても良さそうなものですが…
もっとも、これだけ電子部品が多用されてしまっていると、
なまじ素人は手を付けずに、
「故障したらドック入り」と思っていたほうが間違いが無いのかも知れません。
でも、それでは何か寂しい気がするのは小生だけでしょうか。
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