足がすくんで試験場に入れない |
試験場まで行ったけれど、急に怖くなって、
門をくぐれずに引き返してしまう人っていますね。
パイロットアカデミーの教習生にも、過去に3名ほどいらっしゃいました。
「不合格になるならまだしも試験場にも入らないのは何と勿体無い」
と、小生などは思ってしまいますが、
そういうのを“鈍感”とか“無神経”とか呼ぶのでしょう。
試験を受けるという非日常行為がプレッシャーになって、
自分自身をコントロールできなくなってしまう繊細な人もいるのです。
初めは、不合格を告げられるのが怖いのかとも思いましたが、
練習も充分に積んで、大きな失敗が無ければ合格できそうな人でも
(もちろん100%の合格保証はできませんが)
そういう状況に陥るので、「自信が無い」のとは違いそうです。
ちょうど、“バンジージャンプ”で、
99%安全だと理解していても足がすくんでしまうのと似ているかも知れません。
勝手に分析すれば、
おそらく、それは「試験を受ける」という目の前の壁しか見えなくなっているのでしょう。
そんな人は、
もう一度、免許取得を決意した時のことを思い出してみてください。
「免許を取ってこんな車に乗りたい。こんな所へ行きたい。こんなことをやりたい。」
というお気持ちが有ったはずです。
教習を頑張ったことも、試験を受けることも、
その大目標に行き着くまでのステップに過ぎません。
そして、それらをクリアして行くことでゴールに近づくことを改めて認識すれば、
試験場の門が広く感じられると思いますよ。
…なんて、他人が言うのはたやすいですが、
人間の心理はそんなに単純なものじゃないのでしょうね。きっと。
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