地図を憶えるコツ(の一例) |
お彼岸で帰省したり、連休を使って遠出をしたり、
という人もいるでしょう。
その中には、「地図を憶えるのが苦手」というドライバーも
一定数いることと思います。
地図(経路)を憶えられないという人の多くは、
「○○という交差点を左折、しばらく進んで○○の所を右折」というように、
“言葉”で憶えようとしているようです。
あるいは、
地図上で憶えたつもりでいても走り出した途端に頭真っ白になる、
という話もよく聞きます。
かつて、普通一種の路上試験には、
「自主経路課題」というのがありました。
路上試験の途中で車を停めて、地図を見せられ、
その地点から試験官が指定する目的地までの経路を
受験生自らが設定して走る、という課題でした。
そのころパイロットアカデミーの教習でアドバイスしていた
“自主経路課題攻略法”(当時そんな大層なネーミングは付けていなかったですけど)は
皆さんの参考になるかも知れませんので、
ここで紹介してみたいと思います。
1.経路の図形をイメージ
まず最初に、地図を見て、
“経路の図形”をイメージしてください。
例えば、
「左折・左折で長方形の3辺を描き、最後に右折してゴール。
全体として“ヒシャク型”のコースだな。」という具合。
2.コースを設定
図形のイメージが把握できたら、
目標(交差点名や建物等)を使ってコースを設定します。
これは、普通に「地図を憶える」という作業ですが、
先に“図形”をイメージしておいたことで、
目標が記憶にとどめやすくなっていると思います。
3.経路を景色に重ね合わせる
地図上で走行経路が設定できたら、すぐに発進せず、
その平面図から目を前に上げて、
地図上のイメージを運転席から見える景色に重ね合わせてみます。
これが結構大事な手順で、そうすることで、
走るコースが、現実感をもって頭(というより全身)に入ってきます。
少なくとも「最初の曲がり角」ぐらいは間違えないはずです。
そして、深呼吸の一つもしてから、発進しましょう。
こんな感じです。
いかがでしょうか。
地図(経路)の憶え方はいろいろあるので、
このやり方も“一例”ということにはなりますが、
地図を憶えるのが苦手な人は、
一度トライしてみる価値はあるのではないでしょうか。
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