放送大学の「交通心理学」は勉強になります |
金曜夜23:15から放送大学で放映されている「交通心理学」講座は、
車を運転するうえで知っておきたい人間の行動について
統計や心理学に基づいた科学的な分析をしているので、
「大学の講義」というのを離れて、一般のドライバーにも参考になります。
例えば、
停車中の車の横を小学生が通り過ぎようとしたところ、
その車が右ウインカーを出す、という動画を見せて、
それを「危ない」と認識できた児童がどれくらいいたか、
の統計を紹介しています。
ちなみに、この場面で危険(車の発進)を認知できていた児童は、
小学生低学年では半数に満たなかったものが、
小学生中学年になると8割ほどに増え、
しかし、小学生高学年でも8割ほどのまま、
という興味深い結果が出ています。
このことから、
低学年の児童はその半数以上がウインカーの意味を分かっておらず、
中学年になるとだんだん理解してくるようになるが、
高学年になっても2割以上の児童は理解できていない、
ということが分かります。
「ウインカーを出した車は発進しようとしている」というのは、
大人にとっては“常識”であっても、
子どもにとっては“教えてもらっていない事”だったりするのです。
こんなふうに、
安全かつ頭脳的な運転をするのに役に立つ情報が満載なので、
ぜひ、聴講(テレビを視聴するだけですけど)されることをお勧めします。
なお、小生、個人的には、
月曜夜23:15からの「日本語とコミュニケーション」が面白くて、
毎週録画して観ています。
(余談ですけど)
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