「確認してから合図」か「合図を出してから確認」か |
進路変更時には合図と周囲の安全確認が必須ですが、
その順番は、
「確認してから合図」でしょうか。
それとも、
「合図を出してから確認」が正しいでしょうか。
これの教科書的な正解は、
「確認してから合図を出して、再び確認してから進路変更。」
ということになります。
しかし、パイロットアカデミーでは、
基本的に後者の「合図を出してから確認」で教えています。
その理由は以下2点によります。
まず、周囲の安全確認は、常に行っているという前提があるからです。
特に路上走行中は、
自分と周囲の状況に気を配りながら走っているはずです。
ミラーもちらちら見ているはずですから、
進路変更を始めようと思ってからわざわざ安全確認する必要はありません。
また、合図を出してから進路変更の動作に入るまでの3秒間が
手持ち無沙汰になってしまう、ということが、もう1つの理由です。
そして、「合図を出して確認してから進路変更」という順番にすれば、
3秒を経過しないうちに進路変更を始めてしまう心配もまずありませんし。
もちろん、合図を出す前に確認しても、構いません。
加えて、実際の試験では、
合図を出す前だろうと後だろうと、
とにかく確認してさえいれば、特に順番は問われません。
とは言え、
決して「確認は1回で良い」と公式に認められているわけではなく、
やはり「確認・合図・再確認」が本当は正解であることは、
頭に入れておいてください。
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