「コツン」を感じたらすぐ停める |
タイヤが縁石をこする「接輪」と、
タイヤが縁石に載る「脱輪」とでは、
天と地の差があります。
例えるなら、
「車が人に当たる」と
「車が人を轢く」との違いというか…
あ、これはどちらもダメなので、あんまり良い例ではないですね。
じゃあ、対人ではなくて、相手を「塀」で例えましょう。
「車が塀に当たる」と
「車が塀を壊す」との違い、と言えば良いでしょうか。
これだって、どちらも良い事ではないですが、
損害の程度が全然違うと言いたいのが、分かってもらえますね。
教習が進んで車両感覚がつかめてくると、
左折やクランクで、
「このまま行くと内輪差で縁石に載るかも知れないな」
と感じることがあると思います。
明らかに載りそうだったら元の位置に戻ってやり直すべきですが、
「載るかも知れないけれど、通れるかも知れない」
ということもあるでしょう。
そんな時には、
いつも以上にゆっくり走って、
タイヤが縁石に「コツン」と当たるのを感じたら、
すぐに車を停めてください。
そして、その位置からバックしてやり直せば、
わずかな減点で済みます。
でも、その「コツン」に気づかずに縁石に載り上げると大きな減点になり、
さらに、載り上げてそのまま進んでしまうと「試験中止」になってしまいます。
そう。
よそんちの塀に車を当ててしまったら、すぐに停まれば小さい損害で済むものを、
当たったことにすら気づかないと、損害が大きくなってしまうのです。
そんな“勘”を養うのも教習の意味だったりします。
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